2008年6月6日金曜日

「気がつけば・・・」

4月に、これからは、真面目にブログを・・・と、宣言したのに、5月は、0・・なにも書かなかった。

今、これも、URAを直さなければと、ページを開けて直していて、ブログを書かなかったのがわかったのです。

すっかり忘れていました。

今年は、4月まで、取引先が、3件も倒産・・・売れ行きもパッとせず、ブログを書くと気の滅入る話ばかりになってしまいそうで、つい、億劫にしてしまいました。

来週は、仕事で中国に行ってきます。

何か、面白い話でも書けたらいいのですが・・・。

話は、変りますが・・・5月9日、子猫が、事務所の中に飛び込んできました。

牝猫ですが、かわいいです。

今度、写真をお見せします。

今、ここに寝ています。

2008年4月23日水曜日

「東京国立博物館で感じたもの」

最近、年のせいか、昔、好きだった絵を見に行く機会が、増えてきました。
昨年、ほんとに久しぶりに、東京国立博物館に行ってきました。
新しくできた(新しいわけでなく、自分が行かなかっただけ)「平成館」も覗いてきました。
誰だか忘れましたが、名のある設計者の作品だったと思います。
商売柄、ロビーの椅子に目がいき、何とも情けないソファを見てあきれてしまいました。
日本のとあるメーカー(たいした商品ではない)の椅子が、並んでいました。
先日、どこかのTVで、「国連のロビー外交・・・」という番組をやっていまして、やはり、商売柄、国連のロビーの椅子にめがいきました。
国連本部の設計は、確か、オスカー。ニュマイヤー・・・だと思いましたが、ロビーには、何と「バルセロナチェア」が、並んでいました。
この時、平成館のロビーを思い出しました。
経済大国日本の何とお寒いことよ。
この建物にいくら資金をかけたのか知りませんが、メインロビーの椅子があれでは・・・・。
この建物は、日本を代表する博物館ですよ。
設計者の指示とは思えませんが、工事を発注した役人の感性の悪さか・・・。
家具というものの価値。重要性がわかっていないのでは・・・。
昔から、有名な建築設計者は、家具デザインを残しています。
彼らは、家具の重要性を理解し、自らの作品である建物に、既成にあきたらず、家具をデザインしました。
日本の家具の現状は、こんのところにも現れます。

「絶滅希少家具?」

「絶滅希少動物、植物」という言葉は、きいたことがあるでしょう。
実は、家具にも、絶滅しそうなものがでてきました。
いくらでもお金をだすなら兎も角、ほどほどの価格で手に入れるとしたら、無い商品が、ではじめました。
ここのところの売れゆきの悪さで、生産中止、倒産が続き、伝統的な手法、技術で手数のかかる商品が、市場から無くなって来ました。
「猫脚・孔雀張り・・・」などの家具の技法も後継者と市場縮小で生産されのなくなってきました。
安いばかりで、できの悪い輸入品の家具ばかりが目立ち、本来の家具の良さを永い年月を経て培ってきた技法が失われようとしています。
家具を含めた工芸品は、1人の人間で作るものではなく、いろいろな職種の人たちによって共同作業で作り出すものです。
職人さんの高齢化もありますが、倒産などにより、職人が散りじりになってしまえば、もう、その商品は、作れなくなってしまいます。
味わいのある、確立したスタイルの家具が、手に入らなくなる時代が、まじかに迫っています。
寂しいことです。
国が、ずっと昔になりましたが、全国で「伝統工芸品」の指定をしたことがあります。
輪島塗・加茂の桐箪笥・高松の漆工芸・・・
この時に、お付き合いをしていた会社の社長さんに、「伝統工芸の指定、おめでとうございます。」
と、挨拶したら、その社長が、「社長、こんなものに指定されたということは、なくなっちゃうから、国が面倒を見てやるてことだよ。我々が、作るものは、実用の道具だよ。国に食べさせてもらうような事業は、もうおしまいだっていってる様なものだよ。情けないね。」
て、言っていたのを思い出します。
「時代が変わったのだから・・・」と、言ってしまえば、それまで。
家電品やゲーム機が、飛ぶように売れていますが、あれは、機能を買うものでしょう。
買った商品の良さを味わうものではありません。
是非、いい家具が、これからも手に入りつづけるように、家具を買ってください。

2008年4月21日月曜日

「善光寺殿」

お寺さんは、まだ、良識をお持ちのことで、ほっとしています。

「たばこ自販機で証明書」

この国は、もはや終わったのではないか?
こんなに行革だ何だと騒いでいるそばから、「子供の喫煙を防止する為に・・」と、もっともらしい理屈をつけて、カードがなければ、自販機でたばこが買えないとか。
悪がきは、タバコが買えなければ、大人を脅かしてもタバコは、手に入れるだろう。
個人情報・・・と言う時代に、わざわざタバコを買う為に、自分の登録をする間抜けがいるのだろうか。
このために、数百億かかるそうだが、まだぞろ、天下り先の法人が、1つできるだけのこと。
鹿児島県で先行施行したそうだが、思ったとうり、コンビニは、タバコ売上40%UP、自販機の取替えは、金がかかるからと廃止が増えた。
もっとも、カードも3割くらいしか普及していないそうだから、自販機をおいても、多分、売上は減るだろうし、タバコ屋は、コンビニほど営業時間が少ないから、売上が減って廃業するだろう。
子供に有害・・・なら、自販機を全面禁止にすればいい、このほうが、安くつく。
なにしろ、日本は、自販機たぶん世界一、よその国で、こんなに自販機の多い国は、見たことが無い。
役人もよほど天下り先がなくなってきているのかな・・・一般人の思いつく発想でないのは確か。
そのうち、学校教育がだめだから、行政の外郭団体をつくって、塾を始めるなんて言い出さないだろうか?
俺、家族にも嫌われているヘビースモーカー、でも、カードをつくる気はない。
先日、免許証でもいいという記事があつた。
もうカードは失敗、数百億は・・・?、この国は、もはや、だめなのか・・・?

「配送で駐車違反」

駐車違反の民間委託の話は、随分TVで騒がれていたが、まさか、当店の配送車が、カードを切られるとは・・・。
発足当時、TVで、「蕎麦屋がマンションには出前できなくなります」などと、驚くようなことを言っていたが、まさか・・? が、今日、起こってしまった。
街のマンション14階に家具を配送してのこと、社員が、下に降りてきたら、駐車違反のキップが・・・。
何と、僅か6分で、駐車違反のキップを切っていた・・・・まるで、罪をわざわざ作ろうとやっているよう。
反則金¥15.000・・・何ともいい稼ぎだ。
我々は、汗水たらして働いているのに・・・このマンション、外来者の駐車場もないのだが、街の中とはいえ、前の道は、ほとんど、車も人も通らない(破産した元家具屋の跡)。
先日も、懇意にしているお客様が、花屋ではなを買っていたら、駐車違反・・・この道、先日、薬屋が店じまい・・・ダダでさえ、道をカーブにして、バスも通らなくして、駐車取締り・・・店もどんどん閉まるわな。
この街は、車社会・・・バス路線もどんどん廃線、歩道に人は歩いていない・・・東京とは、違う。
郊外の店(うちもそうだが)が賑わい、街の住民は、買い物をする店も減るばかり、何と、コンビ二も無いありさま。
確かに、駐車している車はないが、今日、捕まった道など、人影もなく、気味の悪いこと。
このマンションの2.3軒先に、2軒居酒屋があったようだが、盛っているのだろうか?
家具は、玄関先で、「ハイ・・」と言うものではない。
警察で、「これ、配達できなくなるのは、どうしたらいいのか?」の答えには、あきれた。
何と、「道路占有許可をとってください」だって。
いたって、まとも、教科書どうりの答え・・・一般人には、とても理解できない。
こうして、ますます、地方の街は、寂れていく・・・最近、どこの市の行政も、街中が、暗く寂れてしまった対策に頭を痛めているようだが、「本来、街とは、賑わいで、人もすれ違うのに苦労する、今風なら、車が,混んで渋滞するようでなくては・・・」
違いますか?
やれ、一方通行だ、駐車違反だ、人も近ずかなくなれば、何も意味が無い。
そもそも、車は、人が運転しなければ、走らない。
地方の街は、車をおいだせば、人も来なくなる・・・まして、これから、人口も減り、高齢化する時代、
黙っていても、車は、減る・・・未だに、道路が足らないと騒いでいる議員もいる国だが、この議員さんの多くは、地方選出議員なのは、おもしろい。
どんどん道路をつくって、郊外に店ができて、街の中が寂れていく・・・昔、映画で見た「真夜中のカーボーイ」のシイーンが目に浮かぶ。
地方の街は、確実に寂れる・・・店があるから、夜でも、明るい。
街の中で車が混んで、何が悪い・・・人が来ているからではないか?
混むのがやなら、バスを使えばいい・・・そうすれば、バスの廃線も止められる。

2008年4月4日金曜日

「1月以上、お休み・・・」

気がつけば、1月以上、ブログを書かなかったのか?

どうも、サボるいつもの癖がでてしまう。

ところで、また、当社の取引先が倒産・・・気が滅入ります。

けして不真面目に仕事をしていた会社ではないのですが、良い商品を作ってくれていた会社が、倒産してしまうのは、悲しいことであり、商品を失うのは、とても辛いものです。

今後、この会社の感性と品質は、失われたままになってしまうのです。

話は、飛びますが、当店近所のガソリンスタンドは、4月1日、117円の看板がでました。

全国で一番安い看板は、116円(愛知県刈谷市)だったそうですが、堂々第2位です。

ただ、何故か、今、122円?・・・まあ、どうでもいいか。

また、気を取り直して、ブログを書きますので、よろしく。

2008年2月19日火曜日

「倒産・・・また、仲間を失う」

先日、久しぶりに、当社の仕入先が、倒産しました。
以前から、当社の取引先に倒産は無いものでしたが、バブル崩壊後、何社も倒産があり、ここのところ、静かだったのですが、また1つ倒産してしまいました。
無くなっては困る、とても味のある商品を作ってくれる会社でしたが、だけにちょっと価格が高めな為、この長期の不況に、扱ってくれる取引先が減り、ジリ貧状態に陥り、回復せぬまま終りをむかえました。
「お洒落で家具らしい家具」を作る会社がなくなることは、さみしいことです。
我々の業界は、中小企業のかたまりで、地方自治体なり、銀行なりが、再生支援をしてくれることも無いだけに、この会社の技術は、散逸するだけです。
今までも、数々のいい品を作ってきた会社が、なくなりました。
この10年、「安い」が大手を振ってまかりとうってきましたが、その影で、きちんとした物作りをする会社が消えていきました。
経済大国「日本」は、ハリボテの国です。
自動車、家電製品は、溢れかえっていますが、部屋の中の調度品は・・・。
家具・食器類・気のきいた小物、こんなところは、寂しい限りでは?

護衛艦あたご・・・高級おもちゃか?

最新鋭イージス艦「あたご」が、漁船に衝突・・・・横からぶつかって、漁船を真っ二つにしてしまった。
自動車事故でも、横からぶつかれば、100%悪い。
どちらが悪いのかは、今後のことにして、とりあえず、この高級高額護衛艦は、周囲100キロ先の敵も捕捉できる優れもののはずなのに、目先の漁船がわからなかったなんてどういうこと。
去年、防衛装備品汚職が話題になったが、防衛省が、不良品をつかまされたのか?
装備は、優れていても、使いこなすことができないのか、扱う人間が、早朝のことで寝ぼけていたのか?
いずれにしても、これでは、自衛隊の「高級おもちゃ」
この平和な日本で、この最新鋭護衛艦のために命を落としたお二人にお悔やみいたします。

2008年2月1日金曜日

「月末・・・」

正月には、今年こそ、ブログを毎日書こうと思って、はや、月末。
3日坊主ではないが、似たようなもの。
所詮、この年になるまで、日記というものをまともにつけた事が無いのだから、去年の8月から、ブログをとりあえず書いているのが奇跡・・・。
今年は、同業者の自殺から始まったいやな始まり。
この1月も、いまひとつ、ぱっとしないで月末になってしまった。
今日は、また、中国の冷凍食品で大騒ぎ・・・また、当店でも扱っている中国製家具の売れゆきが悪くなる。
まあ、扱いたくって扱っているわけではないので、喜んでいるのも確かではあるが・・・。
やはり、品質の点では、現地で見ていると、人件費の安い利点で、安く商品が作れて、売り易いというところに行き着いてしまうのだが。
安ければ良いとは、実際、言えないのだが、競争相手もあり、扱ってはいるが、世界の経済大国といわれる国で、このレベルの商品が、もてはやされるのも、寂しい限り。
日本人は、シャネルだ、ビトンだ、ピカピカのマイカーだのに目が向いて、「ゆったりとした生活」などには、余り関心がないようで、心地よいソファ、快眠のベッドにお金をかける人が少ないようで、家の中は、中国製?がはばをきかせることになっているのは、家具屋が、悪いのか?
心豊かな人生とは、どんな暮らし方なのか・・・。
某防衛次官のゴルフ、よくもまあ、あれだけの回数を行ったものだ・・・。
他にすることは無かったのか・・・「ばか」としか言いようが無い。
これも一人の日本人・・・寂しい限りの人生では?

2008年1月24日木曜日

「たまには、仕事・・・」

15日から18日、仕事で九州へ行ってきました。
もっとも、年6回いっているのですから、そんなに珍しいことではないのですが。
我が仕事の場所は、日本の平均の様なところで、人口構成・平均年齢、たぶん、人口密度なども、日本の平均で、全国都市ランキングでも、300番代で、
これといった特徴の無い(強いてあげれば、商業都市)田舎の町です。
だから、福岡の泊まると、うれしくなってしまいます。
いつも、寝不足と食べ過ぎ。
この福岡(博多)の街は、好きです。
コンパクトにまとまった大都会、こんなイメージです。
南の人の陽気なところもいいですが、アジアに近い、ちょっと、外国の感じのすることもあるからかも。
最近は、東京でも、一般的になってきたかもしれませんが、かなり以前から、バス停でも、ハングル文字や中国語が、英語とともに並んでいます。
なにしろ、韓国、中国に近い(飛行機では、東京より近い)ので、あちらの方が多いのも目立ちます。
そして、この街の嬉しいこと、地の食べ物が、とにかく美味い。
自分の住む町は、日本でも最低の部類ではないかと思うほど、美味いものの無い町なのでなおさらかもしれない。
魚介類は、当然のこと、B級グルメのラーメン、うどん、たこ焼きなどなど。
帰ってくると、2㎏ほど、太ってきます。
人が、生きるなら、美味いものを食って、生活するのが、最高の幸せ。
栄養の取りすぎで死ぬのなら、これぞ、本望。
テレビで、美食番組が、華やかで、どこそこの名店だのと、いろいろやっていますが、そんなのメジャナイ。
毎日、さりげなく食べる食材が、美味いのだから・・・。
今回、3度目の売り切れ閉店・・・悔しい。
実は、とにかく美味い「うなぎや」の話。
1度食べて、美味さに感激、一口食べて、びっくりの美味さ。
その後、また、食べようと夜に行ったら、驚いたことに、「売り切れ閉店」の張り紙・・・悔しくて、また、次回行って、また売り切れ、「今回は・・」と、意気込んでいったら、また、売り切れ・・・夜の8時過ぎ。
天然うなぎを、関西風に焼いています・・・美味い。
仕事の話を書くつもりが、食い物の話に・・・・。
この続き、また、書きます。
なにしろ、同じ人生、美味いものを食わなきゃ、損だよね。

2008年1月14日月曜日

「25円は、大きい?」

今、ガソリン租税特別措置法の存続で政治がもめています。
この臨時の法律が撤廃されると、ガソリンが、25円安くなるとのこと。
この税金は、道路財源に使用されているそうですが、25円は、庶民にとって、なんとも大きい。
政府は、この財源がなくなると、「道路ができない、補修ができなくなる」と、いろいろアナウンスしていますが、ガソリンが高くなって、自分の商売の商品も、値上げの話ばかり、食料品にいたるまで、昨年後半は、値上げラッシュ。
挙句に、こちらも、買い控えで売上の減少に頭の痛い毎日。
石油の将来は、もう、昔の価格に戻ることは無いだろうが、ここで、25円は、大きいのでは・・・。
経済には、波及効果というものがあって、ただガソリンが安くなるだけでなく、
1度上がったタクシー運賃にしろ、石油関連の商品も、また値下げになるなど、経済効果もかなりあるような気がします。
今までのガソリンの税金でこの状態なら、この税金を1度なくして、25円を国民に還元して、経済の波及効果まで考えれば、膠着した消費を活性化して、景気も少しは良くなるのでは・・・。
だめなら、元々、暫定の期限付きの法律なのだから、どうしても必要なら、また、作ればいいのでは・・・。
どうも政府も役人も、1度手にした税金を、いろいろ理由を付けて、手放さないようにしているとしか思えない。
「行政改革をする」といって、省庁再編をしてきたのに、やれ「観光庁」だ、「消費者庁」だの、新しく作る発言が平気ででている。
またぞろ、こんなわけの解らないことをしている暇があったら、行政改革を推し進めて、財源の捻出に心がけたらいかがなものか?
我々民間事業者は、生き残りの為、とことん経費の削減を進めています。
役所の特殊法人との随意契約で、法外な価格で資材を買い取るようなこと見直せば、財源は、いくらでも出てくるのでは?
それもできないのなら、国会議員の数を減らして、俸給を20%もカットしてみれば・・・・。
地方の疲弊で、やむなく地方議員の定数削減、俸給カットの話は、あちこちで出ています。
でも、国会でこんなニュースは、聞いたことがありません・・・。

2008年1月1日火曜日

「気がつけば・・・」

気がつけば、もう、お正月。12月は、1度もブログを書かなかったのだ。
景気は、悪いし、世間は、良い話もないし、兎に角、だるい12月。
今年は、「最後で、最初の年にする」と、社員に仕事納めで言い切った。
バブル崩壊後、銀行に、政治に、立ち直りそうになると、何度も腰を折られ、
「もう、これきりにしよう」と、社員に話したのでありました。
あとの続きは、初夢を見てのお楽しみ・・・。