小沢征爾、アンネ=ゾフィー・ムター、サイトウキネンオーケストラ演奏会
10月26日、メールで演奏会の案内が入りました。
料金、S席30,000円、A席25,000円
座席指定無・抽選・演目未定
さて、どうする?
ムターの演奏会でも、S席25,000円
当選するかわからないので、とりあえず、エントリー
通常は、これだけのメンバーの演奏会なら6ヵ月以上前から切符の販売が始まるのに?
「ドイツグラモフォン設立120周年」とはいえ
結果、落選
なぜか、2次募集のメールが・・・
ダメもとで、又、エントリー
どういうわけか、当選
キャンセル不可で、即クレジット決済(キャンセルするわけないよ)
記念すべき日となった2018年12月5日
サントリーホールに出かけました。
ちなみに、全席、完売
恐るべし、マエストロ征爾小沢・アンネ=ゾフィー・ムター
前半のチャイコフスキー交響曲5番、サイトウキネンオーケストラ
は、素晴らしかった。
休憩を挟んで、後半
照明が暗くなって、いよいよ、アンネ=ゾフィー・ムターの登場
と、その前に、会場にどよめきが・・・
何かと、周りを見渡すと、右側2階席に人の動く気配が・・・
2000人の観衆が総立ちで拍手が・・・
見ると、そこに天皇皇后両陛下がいるではありませんか?
陛下着席で、いよいよ、ムターさんのお出ましです。
陛下に向かい軽くあいさつの後、
バッハ・ベートーベンと演奏が続き
いよいよ、マエストロ征爾小沢の登場です。
小柄な上、少し腰が曲がっていています。
サンサーンスのロンド・カプリチオーソの演奏が始まりました。
マエストロは、見違えるようにしゃきっとしています。
さすがです。途中、立ち上がります。
最後は、マエストロの厳しい顔で終了です。
素晴らしい演奏です。
アンコールというかカーテンコールというか
エンデイングは、観客総立ち
通常は、2回(ナポレオンが決めた?)
両陛下の来席では、どうなるのか?
何と、7回の登場
オーケストラまで全員並んで挨拶
こんなことは、絶対ありません。
両陛下も立って拍手をされていました。
両陛下ご退場には、手を振られ、観客総立ちで拍手のお見送りです。
演奏会も素晴らしかったですが、滅多にない経験をさせていただきました。
ヨーロッパの王室では、よくありそうなことでしょうが、
日本では、聞いたことがありません。
大サプライズです。
公務でのご来場ではなさそうなので素晴らしかったです。
日本の皇室も多少の変化の時代なのでしょうか?
|