2007年11月2日金曜日

「中日、優勝・・・でも、それが何?」

日本シリーズ第5戦、あわや百年の歴史に残ったかもしれない投手戦、9回にチャンネルをまわすことになるとは?
中日53年ぶりの優勝、これも凄いが、だから何・・・
1-0の投手戦、しかも8回まで、山井の完全試合、ノーヒットノーランなら兎に角、完全試合は、なかなかできない、しかも、日本シリーズで。
監督とは、指揮官ともよばれ、ゲームで勝たなければならない使命を課せられているのは、解かる。
高校野球でも、監督の采配ミスをたたかれたりすることもよくある。
でも、これは、団体戦で勝ち抜きという競争の中での話しだ。
今年のプロ野球は、1シーズン総当りで、140試合も戦って、優勝を決め、また、よくわからない上位3チームでの勝ち抜きで、日本シリーズに出場するかたちになっている。
140試合もやって、優勝すれば、それでいいと思うが、何の為のクライマッックスシリーズだか、1位の巨人を負かして、2位の中日が、優勝・・・で、日本シリーズへ。
この挙句が、今日。
プロ野球、これは、観客を集めて、素晴しいプレーを見せるショーでしょう。
中日の優勝と、めったに見られない完全試合、どっちが見たい。
あと2試合、戦うチャンスがあるのに。
別に、山井が、8回に打たれたわけではないのに。
9回のこの場面で、あと1点がほしくて王選手にバントをさせる監督がいるのか?
もっとも、王選手が、バントをすれば、それはそれでショーにはなるだろうけど。
山井という選手が、この1年は、たいした働きがなく、監督としては、そこそこの回を無難に投げきって、継投を考えていたのだろうけど、とんだ番狂わせとなったのもあり、また、中日が、もっと大量点をとっていれば違ったかもしれない。
でも、だから、ゲームであり、監督は、ショーを演出して、観客を楽しませなければいけない。
9回、ショーは、終わった・・・チャンネルを、まわした。
新庄という選手は、凄い言葉をいったものだ。
「記録に残るよりも、記憶にのこる」とは、まさに、今日の試合ではないだろうか?

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