2007年10月30日火曜日

「2007.10.1」

ついに、この日が来ました。
「読売・朝日・日経」の3社が、提携を発表しました。
問題は、2点
◎過疎地などの新聞配布が、購読者の減少でできなくなる
◎インターネットの普及で、新聞購読者離れが進む
俺も、親子3代に渡って購読していた「日経」を、つい1年ほど前にやめ、「朝日」の朝刊1つにしてしまった。
大分前には、2誌とも朝夕刊をとっていたのを、夕刊を止め、今回、日経の朝刊もやめました。
なにしろ、インターネットで記事を読んでいると、新聞を読む時間が無くなってしまうのですから。
「日経・朝日」どちらをやめてもよかったのですが、仕事の都合で、他店の広告が入らないと困るので、「朝日」を残したしだいです。
人口減少にむかい、過疎問題が、いろいろでてくる中、新聞配布の問題も当然おこる問題ですので、3誌のみならず、新聞業界の重大事でしょう。
もう1つの問題、新聞というマスメディアの最重要問題は、インターネット社会に対する対応、過去にも、情報伝達手段として、無線、ラジオ、テレビと、次々と競争相手の出現を乗り越えてきたこの業界も、今度の相手、インターネットには、歯がたたないのではないだろうか?
今までの通信手段は、電波での速効性が優れていることにとどまっていたが、インターネットは、速効性のみではなく、画像、動画、情報量、国際性と、今までの相手とは、比べ物にならない情報量の大きなものです。
新聞の終焉の始まりは、遥か十数年前でしょうか。
新聞休刊日なるものができたときです。
情報に休みはありません。
この時期から、新聞紙面に、1ページ全面広告が、目立ち始め、新聞の半分くらいが、広告になり、特集や投げ込み記事が増え、本来の情報提供使命から新聞社自体が離れていき、最近では、まるで、週刊誌のような特集や連載記事が目立ってきました。
俺も、新聞の先行きを心配して、5年前に。0606.co.jpのURLを取得して、将来の新聞がなくなる時に備えたのですが、なかなか切実感がないと、ホームページの充実に力がはいらず、そのままにしてきました。
今年8月、いよいよ、新聞購読者の減少に危機感を覚え、ホームページの再立ち上げを始めました。
世の中は、面白いもので、同業の会社もホームページの宣伝を始めました。
誰しも、同じことを考えるものだ・・・我々、商売の情報伝達手段を、広告に頼っているものにとっては、新聞購読者の減少は、死活問題です。
今後、事業の広報手段としてのインターネットは重要性を増すことでしょう。
この、「2007.10.1」は、マスメディアにおける大きなターニングポイントとなる日になったかもしれません。

0 件のコメント: