2007年9月4日火曜日

「あついぞ熊谷」に一言

「あついぞ熊谷」のコピー、実は、このコピーが使われる前年の8月に、当社の広告で「熱いぞ熊谷」というチラシタイトルで使っています。
翌年、熊谷市が、このコピーをつかいはじめたので、真似したと思われるのがいやで、使うのをやめました。
誰が先に考えたかは、どうでも言いことなのですが、「熱いぞ・・・」でなければ、「熱く燃え、元気・・・」と「暑い・・・」をかけたものになりません。
「あついぞ・・・」のコピーをみて、「どうして?」と思ったのは、こんな理由からで、ただ単純に暑さを訴えたら、コピーになりません。
完売したTシャツの絵も、「太陽が怒っている」ように描かれています。
どうも、暑さをアピールして、訴えてきた模様です。
幸か不幸か、熊谷が、日本最高気温を記録して、マスコミにも取り上げられ、一躍、「熊谷」が有名になって、名前を売ることに成功したように思えますが、
これは、大失敗です。
名前は、有名になっても、誰が好んで暑い所に住みたがろうか?
コピーでこれが最高と思うのが「I LOVE N・Y」(LOVEは、ハートマーク)です。
フランク・シナトラの「ニューヨーク・ニューヨーク」の曲もヒットし、悪名高き地下鉄のクリーン化を進め、魅力ある街のイメージをつくりました。
コピーというのは、その時期、その場にあつて、生きてくるものです。
だれそれの「美しい国」が、受けなかったのも、感覚がずれているからです。
「あついぞ・・・」は、タイミングよく「日本最高気温を更新」にはまりました。
だから、うけたのです。
しかし、これでおしまい、来年もやったら「気の抜けたラムネ」
これ以上、「あついあつい」をうたったら、人が来なくなります。
暑さで人が呼べるのは、サハラ砂漠やゴビ砂漠、これは暑さが魅力です。
Tシャツも完売したらしいし、ここがやめ時と思います。
では、次はどうしたらいい・・・・
次のコピーは、「STOP41」(STOP AIDのパクリ) これだと思います。
これは、日本でも、競争相手の岐阜県の市でも使えます。
早いもん勝ちです。
このコピーの意味、お分かりいただけますでしょうか?
熊谷市の職員のかたが、見ていてくれたら幸いです。

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